「WordPressで作ったサイトが重い!!」とストレスを抱えて運営していませんか?
WordPressが重い状況を放置していると、SEOの検索順位が下がったり、売上が下がったりと、ジリジリと悪循環が進んでいく可能性があります。
結論からいうと、WordPressの表示速度は適切な対策を行えば大幅に改善されます。なので、絶対に放置はしないでください!
目次
サイトの表示速度を今すぐ改善すべき理由
先ほども述べましたが、サイトが重く表示速度が遅い状態はすぐに改善すべき内容です。表示速度を改善すべき代表的な理由として下記3点が挙げられます。
- ユーザーの離脱が増える
- 広告収入が減る
- 検索上位に表示されにくくなる
訪問したウェブサイトがなかなか表示されずに離脱した事は多くの人が経験しているでしょう。Googleが公式で発表していますが、ページの読み込み速度が1秒から3秒になるだけで直帰率が32%上昇します。1秒から5秒になると直帰率が90%上昇するという調査結果となりました。
上記のことから表示速度が遅い状況を放置していると、ほとんどのユーザーが離脱し、その結果として広告収入の減少、検索エンジンからの流入の減少という悪循環に陥ってしまいます。
自分のWordPressがどれくらい重いのか確かめよう
それではまず、自分のサイトがどれくらい重いのかを確認してみましょう。
PageSpeed Insights
Googleが提供している「PageSpeed Insights」はサイトの表示速度を客観的に評価してくれるサービスです。使い方はとても簡単で、表示速度を測定したいサイトのURLを入力するだけで、0〜100のスコアでサイトの表示速度を評価してくれます。
0〜49は遅い、50〜89は平均、90〜100は早いという判断基準となります。ただし、長年運営しているサイトや、画像やjavascriptを多用しているサイトが90点以上を狙うのは相当難しいです。もしも49点以下のスコアだった場合は、まずは60〜70点を目標に改善することをオススメいたします。
WordPressが重いと感じた時にオススメの対策&プラグイン
「PageSpeed Insights」で表示速度を測定してみた結果、49点以下になった場合は早速WordPressの改善を行いましょう。
画像が重い場合の対策方法
サイトの表示速度が遅くなる大きな原因は画像ファイルが大きい場合があります。無料素材やスマホで撮った写真は思ってる以上にサイズが大きいため、圧縮したり画像の大きさを小さくするだけで表示スコアが改善されます。
画像を圧縮する方法としてWebサービスを利用する方法とプラグインを利用する方法の2つをご紹介いたします。
tinypng.com
ウェブブラウザ上で簡単に画像ファイルを圧縮する事ができます。画面の点線の枠内にファイルをドラッグ&ドロップするだけの操作で画像を圧縮できます。PNGとJPEG両方を画像の見た目が荒くならないように圧縮する事ができます。
サイトはこちら
EWWW Image Optimizer
アップロードした画像を自動で圧縮してくれるプラグインです。こちらは圧縮する手間もかからないのでおすすめです。
EWWW Image Optimizerはこちら
キャッシュを活用して表示速度を改善する
WordPressはシステムの仕組み上どうしても読み込むデータ量が多くなってしまいます。そのデータ量をブラウザのキャッシュを活用することによって減らす事ができます。
WP Super Cache
「WP Super Cache」はプラグインを有効化するだけでブラウザのキャッシュを活用して、サイトの表示速度を改善してくれる効果があります。
WP Super Cacheはこちら
ソースを最適化する
基本的に有料で販売されているテーマの場合はソースは最適化されていますが、カスタマイズなどを行なっている場合は、ソースが最適化できないか確認して見ると良いでしょう。
Autoptimize
HTML/CSSやPHPの知識がなくても「Autoptimize」というプラグインを使えば自動でソースを最適化してくれます。
Autoptimizeはこちら
まとめ
WordPressは優秀なプラグインが無料で数多く配布されているので、どんどん活用しましょう。ただし、プラグインを入れすぎるとサイトが重くなる原因にもなりますので、注意が必要です。