日々WordPressでブログを運営していると、管理画面の上部に「WordPress〇.〇が利用可能です!更新してください。」という文言が表示されている事がよくあります。
めんどくさがって、WordPressの更新を後回しにしていませんか?
WordPressを最新のバージョンに更新をしないと、悪意あるスパム攻撃や不正ログインなどにより、サイトが乗っ取られたり、個人情報を盗まれたりする危険性があります。
そこで、今回は正しいWordPressの更新(アップデート)方法について解説をいたします。
目次
WordPressの更新(アップデート)について
WordPressは定期的にバグの修正や機能追加、セキュリティーの改善を目的としたアップデートを行なっております。特にシステムの脆弱性に対するアップデートには対応しておく必要がありますので、WordPressは常に最新の状態にしておく必要があります。
セキュリティーの観点からは常に最新の状態にWordPressをしておくことが望ましいですが、テーマやプラグインが最新のWordPressのバージョンに対応しておらず、バグやデザインの崩れを起こす場合があります。
WordPressのバージョンアップの段階について理解をしておきましょう。
- メジャーアップデート:「4.7」から「5.0」などの場合。仕様が大きく変わるアップデート
- マイナーアップデート:「4.7」から「4.8」などの場合。新しい機能の追加や仕様の更新などのアップデート
- ビルトアップデート:「4.7.1」から「4.7.2」などの場合。細かなバグ等の修正に対するアップデート
WordPressの更新(アップデート)を行う前の準備
先ほども述べたように、WordPressのアップデートにはテーマやプラグインのエラーが生じる可能性があります。またアップデートに失敗すると管理画面が真っ白になって表示されないなどの不具合も稀に発生します。
そのため、WordPressをアップデートする前にバックアップを行なっておくことをおすすめいたします。
WordPressのバックアップにはFTPソフトを使うか、「UpdraftPlus WordPress Backup Plugin」というプラグインが便利です。
WordPressの更新(アップデート)手順
それでは実際にWordPressの更新(アップデート)を行なって行きましょう。
自動更新(アップデート)の方法
まずはWordPressの管理画面の上部に表示されている「WordPress〇.〇が利用可能です!更新してください。」という記載の「更新してください。」をクリックしてください。
「WordPressの更新」というページに移動しますので、「今すぐ更新」をクリックしましょう。
これでWordPressの更新(アップデート)は完了です。
続いてプラグインのアップデートを行いましょう。WordPressの管理画面左側メニュー内の「ダッシュボード」内の「更新」をクリックしましょう。
「WordPressの更新」の画面に移動します。更新可能なプラグインの一覧が表示されているので、更新するプラグインにチェックを入れましょう。「プラグインの更新」をクリックすれば更新され、「更新に成功しました。」という表示がされます。
次はテーマの更新を行いましょう。先ほどと同じく、WordPressの管理画面左側メニュー内の「ダッシュボード」内の「更新」をクリックしましょう。
「WordPressの更新」の画面に移動します。更新可能なテーマの一覧が表示されますので、更新するテーマにチェックを入れて「テーマの更新」ボタンを押しましょう。テーマの更新が終わると「更新に成功しました。」と表示がされます。
まとめ
WordPressは世界中で利用されているシステムです。便利で使いやすく、誰でも使える反面、スパム攻撃や不正ログインなど悪意のある攻撃を受けやすいのも事実です。しっかりと最新のWordPressの状態にしてセキュリティーの対策を行いましょう。